2020年06月30日
インテル 最新 Core i9-10900K 超初心者が初自作パソコンに挑む
Intel最新10コア20スレッド5.3GHz動作の第10世代Coreプロセッサー「Core i9-10900K」(Comet Lake-S)を自作パソコン初心者が組み立て、Intelの仕様値通りTDP125W運用で最大ブーストクロック5.3GHz動作が確認できるのかや軽くベンチマーク測定をするところまでを目標にしたレビューです。
みなさんこんにちは、梅雨入りしましたが如何お過ごしでしょうか?
梅雨時はジメジメしていたり気分的に前向きになれなかったりとあまりいいイメージがありませんよねぇ...
しかし、湿度が増せば静電気の抑制にもつながり電子パーツが満載な自作パソコンの組み立てには最高の日和なんです!笑
実は今回の自作パソコンが所有上2号機なんです。
1号機の自作パソコンは地主の御曹司、超お金持ちの親友から動く状態で自作パソコンを頂きましたので、1からの組み立て自体は初挑戦!ってなことなんです。
この頂いた自作パソコンは超高価なパーツで構成されたパソコンでしたので、現在のネットサーフィンあたりは軽々とこなしてくれます。
しかし...
この頃ハマっている「動画の編集」では、ちょっと重めな編集や負荷をかけてしまうと編集画像がカクついてしまったり、パソコン自体がフリーズやブルースクリーンで落ちたりとかなり苦戦を強いられていました。
最良な改善方法は動画編集の尺的に20秒進んだらセーブの繰り返し...それでもパソコンが慢性的なオーバースペックになるとマウスカーソルを動かしただけでブルースクリーンになったり...
そんなこんなで20分の動画を作るには2分くらいの編集動画を10編つなぎ合わせて1つの20分動画にしていました!激務
そうそう、ぼくが使っている動画編集ソフトは「Power Director」という動画編集ソフトです。
この動画編集ソフトは編集ソフトのなかでは比較的に安価で軽く編集が可能!って謳うソフトウェアでパソコンに対する要求スペックも緩めです。
因みにこんな感じです。
OS Microsoft Windows 10、8、8.1、7 SP (64 bit OS のみ対応)
CPU Intel Core™ i-series、または AMD Phenom® II 以上
GPU 通常 2D 動画: 128MB 以上の VRAM
メモリー 4GB 以上 (8GB 以上推奨)
ハードディスクの空き容量 10GB
1号機も地味にパワーアップさせてきたので要求スペックがギリギリなのはCPUだけです。
動画編集時に満足感の得られる動作を追求するには、やはり抜本的なシステムの改善とCPUの交換が前提となるんだと思いました。
そんなこんなで1号機CPUのご紹介
発売時期 2009/6/3発売
Intel Core i7 Extreme Edition i7-975 (Bloomfield) Intel第1世代プロセッサー
現在のIntel CPUに例えるならばコアXシリーズに相当するんだと思います。
価格 $1059.00
具体的な価格はわかりませんが、間違いなく10万円超えです。
コア4、スレッド8
プロセスルール 45nm
プロセッサーベースクロック 3.33GHz
ターボブースト 3.6GHz
TDP 130W
最大メモリー 24GB
メモリーの種類 DDR3 / 1066
サーマルjunction 67.9度
(最大許容温度)
※CPUのクロックでよく耳にするのが「GHz」、これは10の9乗つまり1GHzは10億を意味します。
1つのプロセッシング・ダイ・トランジスターが1秒あたりに電気信号のハイ・ロー切換えをこなしてくれる回数を意味します。
そう、そうなんですよみなさん!!
今回の記事は、Intel第1世代プロセッサーから最新のIntel第10世代プロセッサーへ11年の時を経て進化したパソコンを作ったんだよ!ってお話です。
上の画像が...
Intel 10TH GEN Core i9-10900K (Comet Lake-S)
( メインストリーム = 一般普及帯のCPU )
価格 $488-499
(¥78,000で購入しましたが、もろもろポイントがついて実質¥66,000くらい)
プロセスルール 14nm
コア10 スレッド20
プロセッサーベースクロック 3.7GHz
ターボブースト 5.3GHz
TDP (Thermal Design Powerの略) 125W
TDP95W制限 3.30GHz
最大メモリーサイズ 128GB
メモリーの種類 DDR4-2933
(※Double Data Rate 4 の略称)
プロセッサーグラフィックス インテルUHDグラフィックス630
PCI-Express Gen3 ( Generation 3の略 )
(PCI=Peripheral Component Interconnectの略、第1世代プロセッサーの物理帯域はGen2でしたが、今回の自作パソコンでは帯域幅がGen2の2倍となるGen3(リビジョン)となりましたので、その恩恵は非常に大きく感じました。)
そうそう、ここまでお話ししてきてみなさまへ伝え忘れていることがあるんだけど...
このCPU、i9-10900KはIntelさんが謳っている通り現行「最強のゲーミングプロセッサー」なのだと思いますが、ぼくの使用用途はあくまでも動画編集ソフトを快適に動作させることを主目的としております。
猫に小判だと言われちゃいそうだけども、みなさん勘弁してくださいねぇ!orz
あとねぇ...ぼくは 超! がつくほど自作パソコンについては初心者なので、あんな風にしてみたら・こんなかんじがよさそうだよ!っていうご意見やご指導がありましたらドシドシと取り入れていきたいと思います!
みなさまの資産的知識をコメント欄へお寄せくださいませ!
さぁみなさん、超初心者のぼくが自作パソコンに初挑戦した奮闘記をご覧ください!w
マザーボードは、ASUSさんのROG STRIX Z490-E GAMINGマザーボードにしました。
(税込)...¥34,000- あたりだったと思います。
購入した決め手は...
〇・・・初心者には超!難関!!BIOSのアップデートがインターネット経由&ボタン一つで完了すること。
〇・・・SupremeFX S1220Aという高音質なオンボードオーディオが搭載されていること。
〇・・・Bluetooth v5.1無線回路が基板上に実装されていること。
〇・・・ASUSさんのブランドで統一してみたかったこと。
〇・・・ちょっぴりピカピカにも憧れがあったこと。w
※ぼく的な一言
動画の編集上ヘッドホンは必要不可欠なアイテム、声を頼りに編集することが頻繁にあるのでBluetoothに遅延があれば致命的なのですが、このBluetoothバージョン5.1では遅延についてほぼ皆無(だと思うんだけど)、また高音質なオンボードオーディオもうれしいところでした!
しかし...ぼくの聴覚がポンコツなためにそこまで高音質に感じられませんでした...「ぼくの耳に対して」残念に感じました。
最初の作業です。
①・・・初自作ともありちょっぴりビビり気味、仕組みを舐め回すように観察。
②・・・LGA1200ソケットのロックピンを外し動作確認をしました。
③・・・ここをしくじると一発終了!ASUSさんの製品にはピン折れ保証もなく緊張しました。
集中するがあまり姿勢が前のめりとなり、後で見直すとソケットにCPUを着座させたときのぼくの体勢は土下座の一歩手前の姿勢でした。
④・・・1本あるトルクス系の突起にソケットを引っ掛けるようにロックピンを戻します。
⑤・・・適正なロックが出来ていると黒色のソケットカバーが勝手に外れます。
⑥・・・最難関な作業も終わりです。もぉドキドキしました!
〇ギヤァァァァァァァオゥ!!!ってならなくて本当にすみませんでした。
※ここに画像はありませんがCPUグリスを塗布するときに、グリスが基板上にはみ出してしまわないように養生としてマスキングテープで保護しておきました。
マザーボード・VRM用冷却ファンの取り付け編
ちょっとここで使用してきた工具のご紹介です。
今回の自作パソコンで使用した工具は2つだけでした。
〇・・・ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 プラス1×75
※入手性抜群のベッセルブランドです。ご近所のホームセンターでも品揃えがされている製品だと思います。
※ぼくは1×75mmが自宅にありましたので今回使用しましたが、自作中に思ったことは「もっと長いほうがいいなぁ」って感じでしたので、おすすめはこの型であるならば1×150mmあたりがベストチョイスのように思います。
〇・・・SK11 クロスナットレンチ 4mm 5mm 5.5mm 6mm SXR41N
※同じ製品の入手は手古摺るかも...ちょっぴりお高いですが、コピペをすればAmazonで入手ができます。
さっそくいきましょうねぇ。
①・・・以外に難関ななべ型ボルト!ドライバーを押すように回せばさほど強敵ではありませんでした。
②・・・ファンの回転振動でボルトが緩まないように赤〇の5.5mmレンチを使って2ヶ所とも閉めました。
③・・・ファンのコード位置に注意が必要でした。画像はやり直しをした2回目の画像です。
④・・・ここはちょっぴり注意が必要かなぁ、ファンステーの形状から自由度があるように思いましたがほぼ決まったポジションにしかなべボルトが入りませんでした。
ベッセル製ドライバーの先端は磁性を帯びているので苦労しそうなアングルでもボルトが脱落することなくスムーズに閉め込めました。
あとねぇ、マザーボードの取扱説明書には締め込みトルクの記載がなくほぼ感頼りです。
おトイレで大きい方をする時のキメ顔ってありますよねぇ?ボルトを締めこむ時の力加減は例のキメ顔一歩手前がよろしく思いました。
⑤ファン側コネクターをマザーボードへ取り付けます。
青〇で囲ったコネクターには2本の突起がありますのでマザーボード側の凹凸を合わせながら差し込みました。
⑥新しいからでしょうかコネクターの差し込みには少しだけ苦労しました。
マザーボードの裏側は電子パーツのバリが沢山ありましたのでお怪我をされないように手袋などがあれば手の保護を優先にされたほうがよろしいかと思いました。
M.2 2280 NVMe SSDの取り付け編
ぼく的に初めて使う機構のSSDとなります。
画像の製品は・・・
シリコンパワー SSD 1TB 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ SP001TBP34A80M28
※5年メーカー保証
今回はCPU側から見て一番近いポジションにあるソケット、CPU直結レーンへSSDを取り付けます。
※NVMeの接続ポートは2ヶ所あり、今回取り付けるポートを使うとSATAポートの2番が無効となります。
※CPUソケット側から一番遠くにあたるNVMeポートを使うとSATAポートの5・6番の2ポートが無効となります。
①・・・なんだかしり込みしちゃいますが、NVMeを取り付けるために外すボルト位置の確認をしました。
※目視が可能なところに4本とチップセットのカバーに隠れた1本を外しました。
②・・・3本のボルトを外してチップセットを覆うプラスチックカバーを取り外します。
③・・・隠れていたボルトと共に2本のボルトを外してNVMeのアルミヒートシンクを外します。
※NVMeから発せられる熱をヒートシンクへ伝達するための熱伝導体が最初からついていました。
④・・・NVMeを所定のポートへ接続させます。
※画像は2度目の作業風景...マザーボード付属のNVMeを固定させるためのボルト受けパーツ(スタンドオフ)の取り付けを忘れないようにねぇ。泣
⑤・・・NVMeの基盤にある切り欠き状のボルト穴を合わせて軽くボルトを締め込みます。
⑥・・・あとは外したパネルを逆手順で、もとの状態になるよう戻していきます。
初めての作業でタジタジしましたが何とか初心者のぼくにもできたことにとても安堵しました。
いよいよ緊張のCPUグリス編
みなさん・・・なにげにグリスの塗布って緊張しちゃいませんかぁ?苦笑
画像の製品は・・・
アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1 1本3g入り Amazonさんの価格¥1,320
主成分 : ナノダイヤモンド、シリコン
熱伝導率 : 16W/m・K
熱抵抗値 : 0.05℃・cm²/W
比重 : 2.7g/cm³
動作温度 : [ ピーク ] -50~250℃、[ 推奨 ] -40~240℃
カラー : グレー
※ぼくの知ったか編
熱伝導率の単位・・・W/m・K「わっと ぱー めーたー けるびん」っていうんだよ~すごいでしょw
東京金属熱伝導率オリンピックがあったならば1位銀・2位金・3位銅の順位、ここへ鉱石も含むと断トツぶっちぎりでダイヤモンドが1位ってなるんだよ~めっちゃすごいでしょw
※ちなみに、ヒートスプレッダーの金属は銅製です。
みなさま本当に失礼しゃ~した~~ぁ!!<(_ _)>
てなことでダイヤモンド成分入りのグリスにした訳でございます。
①・・・W/m・Kが高位になればなるほどのりにくくなると聞いたので、念入りに脱脂しました。
②・・・不意にグリスが飛んでも大丈夫なようにマスキングテープで養生しました。
③・・・さぁ~みなさん、お注射ですよぉ~!
④・・・かなり多めにのっちゃいましたが・・・結果は足りず、もう一度お注射でした。
⑤・・・付属品でヘラが付いてきましたが、面積が小さかったので財布に入っていたカードを使ってグリスを延ばしました。
※ネイティブ石川県民なので、使用したカードはもちろんテルメ金沢のカードです。
グリスを塗布するコツは、塗る前にグリスを温めることだそうです。
ぼくも漏れることなく実践してみることに!
さすがは先人の知恵!CPUのヒートスプレッダーを丁寧に脱脂したことも相まって、本当に綺麗な仕上がり具合でした。
機会があればみなさまにもオススメができる方法かなぁ。
あとねぇ・・・やっぱりグリスの塗布中にヒートスプレッダーからグリスがはみ出しちゃいました。
事前にマスキングテープで養生しておいて良かった!って思いました。
光らない漢のメモリー装着編
光らない漢の・・・なんてカッコ良くいっちゃってますが、ただたんに予算いっぱいで資金不足なだけです。
画像の製品は・・・
G.Skill Sniper X F4-3600C19D-32GSXWB (DDR4-3600 16GB×2)
購入価格 ¥17,500-くらいでした。
速度: PC4-28800/ DDR4 3600 Mhz
容量: 32GB (16GBx2)
CAS Latency: CL19-20-20-40
電圧設定: 1.35V
永久保証、安心の国内サポート
①・・・ソケットにある切り欠きとメモリー本体にある切り欠きが合うのかを確認しています。
※メモリーを2枚で使用するので、A2・B2スロットへ接続させました。
②・・・切り欠き位置も確認できたので片側ラッチを開けてスロットへ差し込む準備をしています。
③・・・今回はメモリーを2枚使用するので、ASUSさんのマニュアル通りCPUソケット側から2番目と4番目に取り付けました。
④・・・マザーボード側のソケットに対して垂直にメモリーを入れ、ラッチが音を立てて戻るまでゆっくりと力をいれました。
⑤・・・2枚目の装着です。
⑥・・・メモリー2枚をASUSさんのマニュアル通り、所定のポジションへ取り付けることができました。
じつはメモリーについてよくわかんないところが2つあります。
1つ目はレイテンシーの数字が意味する事柄。
2つ目はメモリーの価格っておかしいよねぇ?ってところです。
1つ目のレイテンシー(遅延)の数値については物事を深く掘り下げていかないとわからない事柄だと思う。
理解するのにかなりお時間がかかってしまいそう...諦めるつもりはありませんが、時間をかけてじっくりと理解を深めていきたいと思います。
2つ目の謎はメモリーの価格帯についてです・・・本来ならば高クロックメモリーの方が高価になるはずが、現在ではi9-10900Kに正式対応するDDR4-2933動作の一般的なメモリー市場の価格帯よりも高クロックな動作をするDDR4-3200の方がお値打ちなのかです。
おそらくメモリーは上位互換だと思うので、3200MHzで動作するものは2933MHzでも動作するのでしょうけども・・・
市場に普及しているモデルが多ければ必然的に高クロック動作のメモリーであっても安価に入手ができますよ!ってことなのでしょうか?
本当に謎でしかありません・・・
ここから予算オーバー!飛びついて買ってしまった逸品編
本当に買う気がなかった一品!
ここからご紹介する予定だったパーツたちは手持ちのパーツを上手に流用する予定でした。泣
i9-10900Kを購入するにあたり、もれなく下調べをしたつもり・・・
とある情報によると、i9-10900Kに適合する簡易水冷は「旧世代のパーツが流用できる」っと書いてあったので望みを託しつつ、あつかましいお話第1世代プロセッサーで使用していた簡易水冷を流用しようと思っていました。w
i9-10900Kには今まで述べてきました工程の通りあとは水冷ブロックをヒートスプレッダーの上に乗せ、固定をすれば完成の予定だったのですが・・・
ホンマにびっくり!簡易水冷側のボルト位置と、マザーボード側のボルト位置が合わないのです!!
みなさまには付くはずがないだろう!と笑われてしまいそうですが、もぉ本人マジで顔面蒼白になりました。
ヒートスプレッダーへはサーマルグリスも塗布してあるし・・・
大急ぎでネット注文も考えましたが、みなさまならばどのようにされていましたかぁ?・・・
はやく動かしたい!の気持ちが勝って・・・
やはりここはみんなで仲良く最寄りの量販店へ猛ダッシュ!の1卓ですよねぇ?
・・・ってなことで、捕まえてきました!
画像の製品は・・・
Cooler Master MasterLiquid ML240L RGB 水冷CPUクーラー [Intel/AMD両対応] FN1138 MLW-D24M-A20PC-R1
最寄りの時価 ¥11,800-
Amazonさんの価格 ¥8,533-
〇FN1138 日本正規代理店品 保証2年
〇ファンと水冷ヘッドにRGB LEDを搭載
〇高い冷却性能を実現するデュアルチャンバーヘッド
〇240mmサイズの水冷ラジエータを搭載
〇風量と風圧のバランスに優れたRGBファン「MasterFan MF120R RGB」を搭載
〇耐久性を高めるフッ素樹脂素材のチューブを採用
〇IntelやAMDの多くのCPUソケットに対応
〇RGBコントローラを付属
本当に価格差がありすぎて悲しくなっちゃいました。
これが我ら金沢フリークの支える量販店のポテンシャルなのです。
①・・・12cmファン2つをラジエーターコアへボルト留めしています。
②・・・水冷ブロックへ固定させるために必要なステーをボルト止めしています。
※画像はやり直しの2回目です...作業をするにあたり説明書を熟読されることをおすすめいたします。
③・・・水冷ブロックをのせる準備として養生用のマスキングテープを剥がしています。
④・・・水冷ブロックの養生用シートを剥がします。
⑤・・・クーラーに付属の専用ナットを少しずつ対角上に締めこんで水冷ブロックを固定します。
⑥・・・今回の配線はクーラー付属のRGBコントローラーは使わず、マザーボードにあるRGBコントロール端子へ繋ぎました。
ここからは流用できた貴重なパーツ編
画像の製品は・・・
オウルテック 80PLUS SILVER取得 Skylake対応 ATX電源ユニット 3年間交換保証 FSP RAIDERシリーズ 750W RA2-750
価格は ¥11,000- くらいでした。
〇MIA IC(Multiple Intelligence Ability)チップセット搭載
〇80 PLUS Silver認証取得
〇DC-DC モジュール設計
〇精錬されたデザインで背面配線に最適
〇ローノイズ設計
〇各種保護回路を装備、システムへのダメージを最小限に
〇3年間の安心交換保証
①・・・マザーボード側にあるCPU電源コネクターは8Pと4P(補助用)の2系統です。
電源側には8Pコネクター(4P+4P)があるのですが、マザーボード側の補助用4Pへ給電するコネクターが電源側にはなかったので、赤〇のペリフェラル用コネクターを1つ変換ケーブルで4Pコネクターへ変換させ、マザーボード側の補助用(4P)ポートへ接続させました。
②・・・図のようにどの電源でも変換効率の推移は基本的に同じ、電源を投入して使用率20%までは右肩上がりで効率がアップしますが、その後はほぼ横倍の変換効率となり電源使用率の50%を境に変換効率は下降に転じます。
電源の選び方でよく耳にするパソコンのMAXパワーの倍にあたる性能の電源をチョイスしましょう!と言うのはこのことが根底にあるからだと思います。
ぼくの使用方法「PL1(Power Limit 1の略)125W設定で運用する予定」ではMAX300Wあたりではないかなぁ?と思うので、しばらくは様子を見てみることにしたいと思います。
③・・・なかなか男前な電源でしょ~?w
Power Directorに振り回され、右往左往しながら購入したGPU編
画像の製品は・・・
ASUS TUF Gaming GeForce GTX 1660 Ti OC edition 6GB GDDR6
( TUF-GTX1660TI-O6G-GAMING ) ¥33,000-くらいで購入しました。
みなさまもご存知、販売価格に対して性能面のバランスがとても優秀なグラフィックボードです。
ごめんなさいみなさん!
【 ここ...ぼくのハマった 沼 の浅瀬に立った頃のお話です 】
少々、ゴタゴタなお話となるので、次の画像まですっ飛ばしてください!w
ぼくの使用する動画編集ソフトは Powre Director 17 なのですが動画編集をCPUのみで処理させた場合、CPU性能が足りていないと動画編集ソフトが不安定になり動作が重く感じたりすることがありました。
何分、Intel第1世代プロセッサーを使用していたので、かなりの負担になっていたのでしょう...
〇・・・編集中に動画がカクついたり
〇・・・編集中にパソコンがフリーズ
〇・・・編集中に突然ブルースクリーンになったり…しかもブルースクリーン自体がフリーズ!していたり...
Power Director 17 では動画を制作するにあたたってCPUの負荷を軽減させる処置として「ハードウエアアクセラレーション」という機能が備わっています。
この機能をオンにするとGPUにも動画編集の処理を負担してもらい、よりスムーズに動画編集が可能になるという機能です。
このハードウエアアクセラレーションを機能させるには「NVIDIA」製のGPU エンジンで「CUDA」Coreが必要です...とアナウンスがあったので、第1世代CPUの負荷を軽減させるため購入したのが ASUS TUF-GTX1660TI-O6G-GAMING でした。
⓵・・・さっそくPCへ取り付けてセットアップも完了!
⓶・・・Power Director 17 のハードウエアアクセラレーション設定も完了!
⓷・・・編集中の動作があまり改善されない...
⓸・・・タスクマネージャーでGPUのCUDA Core使用率を確認。
⓹・・・値が...0%からピクリとも変動しない!
⓺・・・Power Director 17 の雛壇にある ⚙ マークから「基本設定」 → 「ハードウエアアクセラレーション」を確認。
⓻・・・以前までは...「 CUDA技術を有効にしてビデオエフェクトのプレビュー/レンダリングを高速化する 」 → 「 OpenCL技術を有効にしてビデオエフェクトのプレビューレンダリングを高速化をする 」 へアナウンスなしに変更されていました。
⓼・・・Power Director 17の販売元であるCyber Linkさんへお問い合わせ。
⓽・・・NVIDIA GeForce のドライバーを5年ほど前にダウングレードしてみたら?...というところで折り合いがつく。
⓾・・・やはり最新のGTX1660TIは5年前のドライバーではWindowsすら動きませんでした。
結局、ここからはGPUを旧型に変えてWindowsは起動したものの、GPUドライバーをごにょごにょとしていたらNVIDIA GeForceのドライバーがすべて消え去りPC自体は起動しているものの、画面は真っ暗のままで描写されない→第1世代プロセッサーには内蔵GPUもない→ハイエンドマザーボードだけあって潔く映像出力端子が1つもない・・・
お疲れ様で終了にございます!状態...
そんなこんなで全てのデータが吹っ飛んでしまい、この出来事を境にブログ更新も1年間お休みとなったわけでございます。
さあ! 組み上がったよ! ここからが実力だぁ!!
さっそく CPU-Z をダウンロードして...
Intel Comet Lake-s i9-10900K に2基搭載されている Favored Core を確認します!
※Intelさんの Favored Core は[エリートコア]や[優秀なコア]と呼ばれているみたいです。
※AMDさんのCPUだと Preferred Core に相当します。
Intel i9-10900K 最大の売である5.3GHz動作はこの Favored Core が最大 5.3GHz で動作しますよ!…ってコアです。
また Favored Core はBIOS・CPU-Z・IXTU( Intel Extreme Tuning Utility の略 )で確認することができます。
※各CPUの個体ごとに Favored Core のコア番号が異なります。
CPU-Zによる Favored Core の確認方法。
①・・・CPU-Z 下段にある Tools の右にあるビキニマークをクリック。
②・・・開いたウインドの Clocks をクリック。
③・・・赤くCORE#?で表示されているCoreが Favored Core です。
※ぼくのi9-10900Kの場合、 Favored Core は CORE#8・CORE#9 となります。
※各マザーボードメーカーさまのBIOSで Favored Core が確認できないメーカーがあるそうですが、ぼくの使用するASUSさんのマザーボードでは確認ができました。
ここで新PCの構成をご紹介したいと思います。
CPU: Intel 10TH GEN Comet Lake-s i9-10900K
マザーボード: ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING
メモリー: G.Skill DDR4メモリ DDR4-3600 32GBKit(16GB×2枚組) F4-3600C19D-32GSXWB
GPU: ASUS TUF Gaming GeForce GTX 1660 Ti OC edition 6GB GDDR6( TUF-GTX1660TI-O6G-GAMING )
ストレージ: SSD 1TB 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ SP001TBP34A80M28
電源ユニット: オウルテック 80PLUS SILVER取得 Skylake対応 ATX電源ユニット 3年間交換保証 FSP RAIDERシリーズ 750W RA2-750
CPUクーラー: Cooler Master MasterLiquid ML240L RGB 水冷CPUクーラー [Intel/AMD両対応] FN1138 MLW-D24M-A20PC-R1
CPUグリス: アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1 1本3g入り 熱伝導率 : 16W/m・K
PCケース: COOLER MASTER COSMOS RC-1000-KSN1-GP
OS: Windows 10pro 64bit版
BIOS: 0403 → 0607 ( リビジョン )
ASUSさんのマザーボードをBIOSバージョン0607でCMOSクリアーすると...
F1 = Intel default CPU settings.
PL1 TDP125W設定 ( Stock power limits. )
F3 = unlock power limits for increased.
PL1 TDP無制限設定 ( performance. )
選択画面が出てきます。
内訳は・・・
Current CPU Core / Cache Current Limit.
F1 = 245.0A
F3 = 255.75A
Current long Duration Package Power Limit.
F1 = 125W インテルデフォルト設定
F3 = 4095W
ぼくの設定は F1 125W(インテルデフォルト設定)と、メモリーをXMP1読み込みの3600MHz動作にしてあります。
※その他の設定は難しそうなので、デフォルトのままにしてあります。
いよいよベンチマーク測定です!
ぼくはゲームに詳しくありませんので、みなさまの良心的評価にお任せ致します。
本当に詳しくなくてみなさんごめんなさいねぇ!
①・・・定番のタスクマネージャーです。
②・・・タスクマネージャーで論理コアが20スレッド並んでいる場合、コアの配置はこのようになります。
③・・・『ファイナルファンタジーXV』のベンチマークテストの結果です。
ベンチマークの設定は 高品質 ・ 1920 × 1080 = スコア : 6750 / 快適 判定でした。
Core i9 10900K の 5.3GHz 動作は時間移動の平均値を示すタスクマネージャーでは見ることができませんでした。
TVB ( Intel Thermal Velocity Boost Technology )の発動条件はCPU温度が75度以下で発動しますが、この条件下であっても僕は観測できませんでした。
定番のベンチマーク測定・・・編
お決まりの定番ベンチ! R15 と R20 です。
シングル測定はしていませんが、こんな感じとなりました。
R15 = 2613cb
OpenGL = 171.93fps
※Core i7 975 の R15 = 580cb です。
R20 = 6326
※Core i7 975 は 1030 です。
11年の技術革新は素晴らしいと感じました。
実にR15では4.5倍/R20では6.14倍のスコアでした。
動画編集ソフト Power Director 17 のコンフィディアルTDPも知りたかったのですが...ここは次回かなぁ。
各CPU消費電力の正確な数値はまだ計測しておりませんが、簡単な消費電力計測器では Core i7 の4分の3以下で Core i9 が動作しています。
※時間当たりの電気代は Core i7 で 2.1円 / Core i9 で1.4円です。
ストレージの速度編
こちらもお決まりストレージのベンチ CrystalDiskMark です。
こちらのベンチマーク測定はCPU性能には直結しないかもしれませんが、一応の範囲で測定してみました。
※赤〇のところ・・・Core i9 のところですが、よく見ると Core X シリーズになっていますw なんだか優良誤認でうれしく思いました。
※動画の編集を主目的としていますのでドライブが多く繋がっております・・・見にくくてなっちゃってごめんなさい。
やっちまったかも!編
上の画像は3画面分をわかりやすく1画面にしてあるので注意が必要です。
※中央のグレーゾーンが2画面目です。
こちらの注意点は ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING の所有者さま・これから購入をご検討されています方へ向けたメッセージです。
ぼくがやっちまった!っと感じたことを綴りたいと思います。
結論から申し上げますと、 ASUS ROG STRIX Z490-E GAMINGではインターネット経由でBIOSのアップデートはできません。
※現在もできていません。
①・・・初電源投入でBIOS画面がでます。
②・・・Advanced Mode → メニュー → ASUS EZ Flash 3 ユーティリティ → via Storage Devices(s) / via Internet の選択画面になります。
③・・・LANをつなぎ via Internet を選択してもインターネットの設定が完了していません!的な感じでインターネット経由のBIOSアップデートができません。
④・・・ならばWindowsを入れてインターネット設定をしましょう!ってことで、Windowsを入れてインターネット設定を進めたところ、インターネット設定はBIOSでしてくださいね!って感じ・・・
⑤・・・ここで八方塞がりとなり、 Core i7 のPCでASUSさんのサイトからBIOSのアップデートファイルを頂き、アップデートファイルの入ったUSBを作ります。
⑥・・・USBファイルで ROG STRIX Z490-E GAMING のBIOSアップデートが無事に完了し、インターネット接続もできるようになりました。
※BIOSバージョン 0403 → 0607
⑦・・・なにげなくBIOSの確認をしていたときに、目にしたのが図内の 「 ② 」 です!!
⑧・・・Advanced Mode → メニュー → ASUS EZ Flash 3 → ストレージデバイスとインターネットの選択画面をすっ飛ばして・・・ → いきなり Flash 画面!。
BIOSアップデートをしくじった!かと思い、もう一度BIOSを入れなおしましたがやはり改善されなくて・・・
やばい!と思い直接ASUSさんへお電話をしましたが「 デンワスルノ ココデワナイ 」と言われ、教わった番号へ掛けなおすと・・・
こんどは「 テックウインド株式会社 」さんへ繋がりました。
あまりに素晴らしい応対に3歩ほど引いてしまいました・・・担当は(タマキさん)
僕・・・ことの顛末をご報告。
タ・・・そんな現象の報告は受けておりません。
僕・・・しかし、ぼくのような初心者はBIOSのアップデート時にインターネット経由でないとつらいんです。
タ・・・無言...
僕・・・次あたりのBIOSアップデートで復活するのでしょうか?
タ・・・いや、無くなったものは無いでしょう。
タ・・・こちらでも実機で確認したらなりました。
タ・・・もとよりインターネット経由のBIOSアップデートは不安定なのでしない方がいいです。
タ・・・そもそもマザーボード側にはインターネット経由でアップデートができるなんてどこにも書いてないでしょ!
僕・・・いゃ...書いてあったと思いますけど・・・
タ・・・無言。
以上!こんな感じ。
つらい思いをするのはぼく一人で十分です。
ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING の所有者さま・これから購入をご検討されています方へ向けたメッセージでした。
また、気分を害されてしまったみなさまへ、本当に申し訳ございませんでした。
ただ、この ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING でよかったなぁって思えるところも多くありました。
その1つが ASUS ROG STRIX Z490-E GAMINGの取扱説明書が日本語版マニュアルだったことです。
ぼくのように初自作のおバカさんでも内容が理解できてしまう優れもの!
熟読できればより深くお勉強が出来そうなクオリティーに仕上がっていました。
最後は僕なりに纏めとさせていただきたく思います。
自作パソコン、超!初心者でありながら満足のいく仕上がりになったことに嬉しく思います。
今回のIntel 10TH GEN i9-10900K は前作の i9-9900K ほどのインパクトにはややとどかない感じがします。
しかし、より新しい知見に基づいたコンセプトを望まれるのであれば Intel 10TH GEN i9 10900k は非常に優秀であると思います。
僕的には初自作の喜びもさることながら、より豊かな生活がおくれそうでわくわくしています。
ここまで読んでくれたみなさまには感謝しかありません。
拙い文で申し訳ありませんが、みなさまのご参考になれば嬉しい限りです。
PS.
今、初自作で得たもの
①・・・知識
②・・・成果
③・・・煩悩
逆に無くしたもの
①・・・時間
②・・・お金
③・・・正気 以上。
タグ :Inteli9i9-10900K自作パソコンPC10コア20スレッド5.3GHzPowerDirectorROG STRIX Z490-E GAMINGTUF-GTX1660TI-O6G-GAMING
2020年05月08日
【桜マーク】ライフジャケット»ブルーストームBSJ-29RS |国土交通省型式承認Type-Dを詳しく解説
マリンレジャーで万が一に身を預けるライフジャケットは高い信頼性・安全性能が求められます。
偏にライフジャケットと言ってもその満たす性能は様々、今回は国土交通省が定めるストレステストに合格した型式承認「桜マーク」ライフジャケットのお話です。
みなさまこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
ぼくは大好きなお魚釣りを自粛中であります。
ただ…自粛中ではありますが、来る釣行に向けて準備だけはしなくちゃね!笑
今回はこの期間中に安心・安全を重視した装備品(ライフジャケット)の見直しをしました。
ぼくの行きつける釣行ポイントは岸からほど近くのポイント…
不慮の事故に遭遇した場合、救助を待つよりも岸まで泳ぎきるほうが得策なのですが、その岸は車大から一軒家並の岩が点在する岩礁地帯です。
今までは腰に装着するシンプルなインフレータブル拡張式ライフジャケットを使っていましたが、よくよく考えてみると荒波にあらわれる岩場へ浮き輪部分が接触すれば、間違いなくパンクです。
このことから、ぼくにとってのベストチョイスは、固型式の浮力体が内包されているフローティングライフジャケットとなります。
しかし、これだけでは無数に販売されているライフジャケットのどれをチョイスすれば良いのかまだまだ悩んでしまいます。
なので、今度は国の定める法規上からのアプローチも視野に入れて模索します。
ぼくの釣行時に使用する船舶は…
「ミニボート(手漕ぎボート含む)全長3m未満、出力1.5kw(2.03馬力)未満」
上記のカテゴリーに属するゴムボートです。
※一般的な呼称で言えば「船舶免許不要艇」です。
国土交通省の定める法規上、免許不要艇でのライフジャケット装着は「装着推奨」となっていますがこれはあくまでも最低限の指標です。
いくら「船舶免許不要艇」で「装着推奨」の範疇であったとしても、たのしいお魚釣りをするには安心・安全面での不安要素はなくしたいものですよね。
このことを考慮したうえでライフジャケットの安全基準を国土交通省が定めた型式承認を取得したライフジャケットから選考することにしました。
ぼくのように船舶免許不要艇所有者さまにはこの辺りの判断がしにくいポイントだと思います。
船舶の航行区域によって使用できる救命胴衣の種類【TYPE分け】を国土交通省が定めています。
TYPE- A
全ての小型船舶に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。
・黄色やオレンジ色などの発見されやすい色です。
・サーチライトを反射する反射材がついています。
・存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
・浮力が7.5kg以上あります。
TYPE- D
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とする小型船舶(旅客船を除く。)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。
・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
・サーチライトを反射する反射材がついています。
・存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
・浮力が7.5kg以上あります。
TYPE- F
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。
・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
・浮力が7.5kg以上あります。
TYPE- G
小型船舶用浮力補助具のことです。
これは、平水区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く。)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。
・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
・浮力が5.85kg以上あります。
これらの4タイプが国土交通省の定める型式承認の「型式」にあたるところです。
①この型式に見合う性能を有するライフジャケットをダイワさん・シマノさん・高階(たかしな)救命器具株式会社さんなど各社が作ります。
②できた製品は型式に見合う性能なのかを物理的に検証する国の代行機関「日本小型船舶検査機構(JCI)」へ送ります。
③日本小型船舶検査機構が型式に見合う性能であると立証できたライフジャケットには合格の証JCI印が押されます。
④国の代行機関である日本小型船舶検査機構のJCI印があることで国土交通省「型式承認」中の承認を授かります。
⑤国土交通省の承認マークが「桜マーク」となります。
大まかではありますが、この様なアプローチを経てライフジャケットに桜マークが付きます。
いろんなことを念頭にあれやこれやと悩んだ結果、サムネイルのライフジャケット高階救命器具さんのフィッシングゲームベスト専門ブルーストームさんの製品 BSJ-29RS MIXOPTERUS に決定です!笑
決め手となるポイントは...
①安心・安全面の考慮から、是非桜マーク付きのライフジャケットにしたかったこと。
②ライフジャケットの浮力体は固形であること。
③性能を追求するのであればTYPE-Aになるのですが、ほぼこのタイプは拡張式ライフジャケットになるので次に高品質なTYPE-Dのライフジャケットにしたかったこと。
④ライフジャケットのポケットはまちつき収納ではないこと。(リーリング時にぶつかるからね)
⑤ぼくの場合、落水時に泳ぐことが前提なので腕を回す範囲に異物がなく余裕があること。
⑥海上で動力機関の故障から手漕ぎを余儀なくされた場合、身体的自由度が損なわれることなくパドリングできること。
そんな欲張りさんな要件を満たしてくれたライフジャケットです!笑
このライフジャケット BSJ-29RS MIXOPTERUS には素晴らしい機能があるんですよ。
そう、前面には際立つ大型のポケットはありませんが、背面から大きな収納ポケットを取り回せるんです。
この機構があるので、普段使い時は前面がとてもシンプル!繊細なリーリングにもまったく影響しないんですよ!
各部分の画像です。
①フロントファスナー
塩ガミを考慮した大型樹脂ファスナーです。
②背面の多目的大型ポケット
この大型ポケットがあれば、ほぼすべてのアイテムが収納できると思います。
③前面のポケット
装着時の右にあたるポケットには笛が入っています。(この辺りはさすがTYPE-Dっと言うところ。)
④前面ポケットのファスナー部分
もちろん止水ファスナー構造。(グローブをハメていてもファスナーの持ち手が掴みやすくなっています。)
背面大型ポケットの詳しい画像です。
①背面の多目的大型ポケット
背面のポケットは画像通りベルクロで2ヶ所とバックルの2ヶ所で固定されるタイプです。
②背面の多目的大型ポケット(単体の画像)
ライフジャケットの肩にある左右のバックル2ヶ所も外せば背面ポケットを単体で取り外せます。
③背面ポケットの全体画像
こんな感じでポケットが外れます。(大型ポケットには浮力体がないので、大型ポケットを取り外した状態で使用するのもぼく的にはアリなのかもしれません。)
背襟タグ・品質表示タグ・取り扱いタグ
①取り扱いタグ
背面大型ポケットのタグです。(タグの注意書き通り入れる物体の重量には注意が必要かな...例えばメタルジグなどをしこたま背面ポケットに投入すれば不慮時に浮く姿勢が変化してしまいます。)
②ライフジャケットの背襟タグ
ブルーストームさんのメーカーネームとモデルネームがプリントされています。
③品質表示タグ
高品質の証。こちらに国土交通省が定めたタイプに準ずる型式承認(桜マークの捺印されています。
ライフジャケットの全体像です。
①前面
ご覧の通りまちつきポケットがないので、とてもシンプルなシルエットです。
②背面
ロッドを脇に挟み込んでも背面の大型ポケットには干渉しないデザインです。
③浮力体の密着度
ベルトの調整をすれば心地よく体に密着します。
④脇下のスペース
この辺りの設計はさすがブルーストームさんと言うところです。
腕を回す動作にもまったく違和感がありません!
身長175cmで体重80kgのおっさんが着てみました。
①鏡に向かって撮影したので左右が反転した画像です。
この画像ではベルトの調整は完了していないのですが、ふくよかな体系なだけによくフィットしているように映っています。
ブルーストームさんの意図した使用フィールドはロックショアゲームに特化した設計ですが、ぼくのようなゴムボーターにも最適です。
例えばこちらの BSJ-29RS MIXOPTERUS は、足を大きく上げて大岩を乗り越える機動性能やウエーディングにも対応するため丈が短く設計されているのでぼくのように椅子に座ったフィッシングスタイルでも膝にライフジャケットが押し上げらる事がないことや、椅子に座ったままでもキャストに支障がまったくないところです!
②付属のプライヤーホルダーとホイッスル
BSJ-29RS MIXOPTERUS の付属です。
まとめ
ぼくのゴムボートフィッシングは「免許不要」で気軽にお魚釣りが堪能できる!というカテゴリーです。
このカテゴリーは法の制約が緩いのでライフジャケット一つをとっても「装着推薦」の範囲です。
ぼくも以前まではライフジャケットの性能などは二の次で価格重視の物選びをしていました。
引き合いに出すのはおかしいかもしれませんが、表記上10000mA/hの某有名メーカー製モバイルバッテリーでも充電変換効率などのロスで高性能な物でも実値は6~7割程度の充電しかできません。
価格を抑えたライフジャケットでも初期浮力などの記載はありますが、あくまでも推定域での記載に過ぎずアクシデント時に命を預けられる性能が備わっているのかは不安が残る要素です。
今回購入しましたBSJ-29RS MIXOPTERUSは国土交通省が定めた規格でブルーストームさんが製造し、過酷なストレステストを経て国の承認を得たライフジャケットです。
記事では1着分のライフジャケットしか撮影していませんが、もう1着同型(BSJ-29RS MIXOPTERUS)をパートナー用にと購入しました。
承認マークの記載がないライフジャケットより出費はかさみますが、安心・安全であるからこそ心から楽しくお魚釣りが堪能できるのだと思います。(釣果はべつですが...笑)
ぼく的にBSJ-29RS MIXOPTERUSは価格以上の価値(性能面・機能面・デザイン・手に取った感触)があり、少々の出費とはなりましたが非常に満足感の得られたお買い物となりました。