2020年03月24日
【最新】ダイワ 20 紅牙EX N611MLB TG|詳しく解説
今日は、2020年に最新機種として登場しましたダイワ「 紅牙EX N611MLB TG(TG:スリルゲーム) 」を画像とともにご紹介したいと思います。
このロッドは先代の紅牙EX AGS N70MLB TG(TG:スリルゲーム) からの最新後継機種となります。
製作にあたりダイワさんのテスターで中井一誠さんのお言葉です。
紅牙EX N611MLB TGは中井一誠さんが愛用する前作N70MLB TGの調子を引き継いだブランクスとなっているそうです。
開発コンセプトは「どこまでも曲がる軟らかさ!」を追求し、これぞスリルゲームと呼べる極限のしなやかさと曲がりを追求したそうです。
このロッドはまさに曲げて楽しむロッドに仕上がっています!ブランクスはMLの表記で柔らかすぎるように感じるかもしれませんが、浅場からディープ域のドテラ流しまでをこの一本で楽める仕上がりとなっています!とのこと。
中井一誠さんいわく、紅牙EX N611MLB TG をぜひ使ってみてください!とのことでした。
実は1年ほど前から前作のN70MLB TGが欲しくて予約注文していたのですが、あまりの人気ぶりで増産ロットが完売してしまい今作の紅牙EX N611MLB TGを手にするまで入手が出来ずじまいでした。
今回奇跡的に入手できました紅牙EX N611MLB TGも予約注文ができるサイトすら乏しくなかば諦めかけていた1本です。 苦笑
この紅牙EX N611MLB TGにご興味がありますアングラー様へは世に流通している間に是非、入手して頂きたく思います!
※僕みたいに前作の人気機種であるN70MLB TGを予約注文していても届かずじまいにならないようオススメいたします。 苦笑
まえおきが長くなってしまいましたが、画像と共にいってみましょう!
紅牙EX N611MLB TG の内容物と全体像です。
内容物は
①...ロッド本体
②...ティップカバー
③...竿袋
④...保証書 (免責書)
※かなりの大物だったので、ピントがなかなか合いませんでした!ごめんなさい。
こちらはティップカバーです。
今回の内容物は1番上・上から2番目・一番下にあるダイワさんのメーカーロゴが入っているのが付属品のティップカバーです。
※上から3番目のティップカバーはシマノさんの鯛ラバロッド 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT の付属ティップカバーです。
両メーカーさまのティップカバー内にはティップ部を不意な曲がりから保護するために、かなり硬質な棒状の素材が2本入っています。
ダイワさんのティップカバーはティップ部分に巻き付けて固定させるタイプのティップカバーとなっていました。
シマノさんのティップカバーは先端が袋状になつていて、ティップにかぶせて固定させるタイプです。
こちらはロッドケース(竿袋)です。
竿袋の下部に1つファスナーが設けてあります。
※ファスナーは全開にして撮影してあります。
※生地の質感を出そうとしたのが下の画像なのですが、白く飛んじゃってしまいました!色合いは上画像と同じくマットなブラックです。
※材質はクロロプレンだと思います。
袋状になつている個所は3か所あり一つは画像の通り一番大きなポケットで、こちらへはロッドセクションを入れるようになっています。
後は保証書が少し顔を覗かせているポケットが一つと、その奥にグリップ部を収納できるポケットが1つあります。
こちらはグリップ部の全体像です。
※比較対象としましてシマノさんの 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT と 炎月 プレミアム B69L-S のグリップ部を掲載しました。
こちらはダイワさん・シマノさんのグリップ部分です。
トリガーは一番大きな方から 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT → 炎月 プレミアム B69L-S( 標準サイズ ) → 紅牙EX N611MLB TG です。
釣行中ロッドから直線的にラインが放出されている場合は違和感はあまり感じないのですが、風向きや潮の流れからロッドより鋭角的にラインが放出されている場合、小指と薬指の間へ挟めてめてあるトリガー部が指と強く干渉してしまい痛く感じることもありましたが、今回購入しました 紅牙EX N611MLB TG はトリガー部分にメーカーサイドで多大な改良が施され、本当に吸い付くかのように指とグリップがフィットします。
釣行時は必ず体と接している部分なだけに、この改良は非常にうれしく思いました。
また、グリップの表面へ施されている塗装なのですが淡いミラー仕上げとなっていました。
※こちらも上手に撮影できなくてごめんなさい。
こちらは 紅牙EX N611MLB TG のグリップ部の画像です。
下の画像はリールフットを外した状態の画像です。
リールフットは開閉時にクリック音のないネジ式サイレント機構でした。
操作感はとても良く、リールをしっかりホールドしてくれます。
グリップエンドのデザインとロッド部分の元径比較です。
細い方から 紅牙EX N611MLB TG (9.4mm) → 炎月 プレミアム B69L-S (10.6mm) → 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT (10.8mm) です。
ダイワさんの最高位ガイド 「 AGSガイド (エアガイドシステム) 」 が装備されています。
今作の 紅牙EX N611MLB TG では、新たに新開発されました最軽量リングCリング(コバルト合金)、Nリング(シリコナイト)ガイドを採用しています。
※Nリング(シリコナートリング)は②番ガイドから⑪番ガイドまで、Cリング(コバルト合金)はトップガイドと⑫番から⑯番ガイドまでだと思います。
またロッドのポテンシャルを犠牲にすることなくガイドリングの大径化も達成しています。
※一番上の画像中央に比較対象として 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT のトップガイド ( トルザイトリング ) と 紅牙EX N611MLB TG のトップガイドを載せてみました。
※PEラインに絡んでしまった異物がトップガイドを通過できずにトラブってしまう!ということもなくなりそうです。
一番の驚きは何といっても AGSガイド の総搭載数につきます!
トップガイドからバットガイドまでの総搭載数なのですが16基も搭載されています。
しかもこれほど贅沢にAGSガイドが搭載されているにも関わらず、ロッドの総重量はわずか 110g に収められています。
※軽く感じていたシマノさんの 炎月 リミテッド B610ML-S/RIGHT でさえ 135g です。
こちらが最後の画像となります。
比較対象としまして、ダイワさんのロッドケース ライトロッドケースP 190PW(C) と 紅牙EX N611MLB TG の比較です。
紅牙EX N611MLB TG を外に出して撮影してありますが、ロッドケースに収めてみるとロッドケースの底面が衝撃吸収構造となっているためロッドケース上面とのクリアランス的余裕は 15㎝ 程しかありませんでした。
最初はこのロッドケースでは大きすぎたかな?と思いましたが、この辺りがちょうど良く感じました。
最後に、先にも触れましたがこのダイワさんの 紅牙EX N611MLB TG は先代の 紅牙EX N70MLB TG の後継機種であるため非常に品薄の人気機種であると思われます。
少々お高めの価格設定ではありますが、気になるアングラーさまであれば市場に流通している間にご購入を検討されたほうがよさそうです。
※国内最大手であるアウトドア専門販売の ナチュラム さんで先程在庫の確認をしてみましたところ、早くも 「 残りわずか 」 となっておりましたよ!
PS.
僕はなかなかお魚釣りへお出かけ出来ない!のですが、だからこそ釣行できた時には貴重なお魚釣りを堪能したい!と思いこのロッドを購入しました。
釣行できても釣果のほどはわからないところなのですが、今シーズンからはこの 紅牙EX N611MLB TG をメインロッドとして愛用していきたいと思います!
僕のお話で恐縮なのすが、先代の 紅牙EX N70MLB TGの購入にしくじってしまった分今回の紅牙EX N611MLB TGが手元にきてくれた喜びはなにものにもかえられぬ喜びでした!
もちろん宅配便で届いたのですが、配送員さんへほんとうにありがとう!と、いってしまいました。 笑
※ 紅牙EX N611MLB TG はみなさま・ぼくも大好き! Made in Japan のロッドでした。